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リビ充

リクルートが来年のトレンド予測を発表したとニュースでやっていましたね。

毎度このトレンド予測が果たして流行ったかどうかは疑問に残るところですが、

その時節の社会環境や状況が反映されているのはあるのでしょうね。



その中で住まい領域のトレンドワードは「リビ充」だそうでその意味は・・

リビ充家族とは、広いリビングで家族で、主に生活する家族のこと。リビングで家族が充実した時間を過ごす、を意味する略称としてリビ充家族となる。大手情報サービス会社リクルートによると、2016年度の家族へのリビング調査の結果、自宅のリビングの広さを妥協したくないとの回答が7割近く存在し、それ以外の個室の広さを求めるのが2割と収まり、家族のニーズが、リビングに求められていることが明らかになっている。

さらに、家族のリビングで過ごす時間帯も8割と、自宅で過ごす時間の大半がリビングで過ごしているとの回答になっている。他にも最も個人の時間を大事にする思春期においても、リビングで過ごす時間が5割程度と調査の結果判明し、家族全体が総じてリビングで過ごす時間が多く、リビングにいることを望んでいることが判明する。

これらのデータを基に今後の住宅はリビングに力を注いだものへと移行していき、リビングの充実を図っていくこと

だそうです。



ただ、家族がリビングで過ごすといっても

リビングは最大限に広げて空間は共有しつつも、各々が好きに充実した時間を過ごす

がリビ充の定義だそうです。

いわゆる「サザエさん」的な家族団らんとはまた違ったあり方なのかも知れませんね。



確かに弊社の手がける住まいのプランもリビング重視はよく見られることであり、

プランニングの中に充実したリビングという意識を持って提案出来るよう努めていますが、

その中にやはり昭和的団らんというカテゴリも含めて行きたいな~と。




家族という集団の最小単位でのコミュニティの充実が叶うものこそがリビ充であるな~と願いたいですね。
   
2016年12月16日 投稿|